女性器の感染症の予防方法と治療薬のミコナゾール

女性器のかゆみに悩まされる女性は少なくありません。
特に外陰部は、粘膜と皮膚の境目でもあり、とてもデリケートでかゆみを感じやすい部位でもあります。
また、女性器は、尿、汗、おりものなどの分泌物が付着しており、年間を通してジメジメした高温多湿の状態にあるため、真菌などが繁殖しやすい環境にあると言えます。
特に妊娠中や、極端に抵抗力が低下した時に感染しやすいのが膣カンジダ症です。
カンジダ症とは、カンジダ・アルビカンスという真菌の一種に感染して女性器に炎症を起こす感染症です。
症状としては、膣内や外陰部に激しいかゆみを伴ったり、豆腐かすのような白いポロポロしたおりものがでるのが特徴です。
このような症状が現れた場合は、早急に婦人科を受診しましょう。
治療には、ミコナゾールなど抗真菌薬が使用されます。
ミコナゾールはアゾール系抗真菌薬の一つで、強い殺菌力があります。
ミコナゾールは、真菌の細胞膜を構成しているエルゴステロールという物質の合成を阻害することによって真菌の増殖を阻止するのです。
感染症の治療は、完治するまで続けることが大切です。
症状が出ないからと治療を中断すると、再発することが多いからです。
女性器のかゆみの予防方法としては、日ごろから清潔に保つことが大切です。
しかし、必要以上に石鹸で洗うと、膣の自浄作用力が低下してしまうので注意が必要です。
感染症ではなく、接触皮膚炎などの場合の予防方法は、下着を通気性の良い、綿かシルク製のものを使い、ガードルなどきつく締めつけるものはなるべく避けることです。
また、生理ナプキンは体質に合ったものを選ぶということも大切な予防方法の一つです。
かゆみを発生させないためには、体調管理も大切であるということを覚えておきましょう。