有効成分ミコナゾールとは?

ミコナゾールというのは、抗真菌薬として使用される軟膏・クリームや液剤などによく配合されている有効成分のひとつです。
ミコナゾールはもともとは欧州の製薬メーカーであるヤンセンファーマが開発したものですが、真菌、要するにカビの類が皮膚や粘膜に寄生して起きる病気に対して効果を発揮することから、いまでは他社製品にも幅広く使われています。
ヒトに病原性のある真菌としては、白癬などが代表的なもので、具体的な病名を挙げれば、水虫やたむしのような白癬症、皮膚カンジダ症、口腔カンジダ症、外陰カンジダ症などとなっており、いずれもこのミコナゾール入りの製剤で治療することが可能です。
こうした真菌は、遺伝子などの細胞の中味を守るために、細胞の外側に細胞膜とよばれる特殊な膜をもっていますが、ミコナゾールには、この細胞膜を合成するための材料となる特殊なステロイドを阻害するという作用があります。このため、ミコナゾール軟膏を患部に塗るなどして、この有効成分が真菌に届くようにすると、真菌は細胞膜を合成することができず、皮膚での増殖が止まります。そのため、真菌の寄生によって起きる病気を治療することが可能になっているのです。
ミコナゾール配合の医薬品の多くは、軟膏・クリームまたは液剤といった形状のものですが、例えば口の中全体に白いコケのようなものが生えてしまう口腔カンジダ症など、軟膏などのタイプでは使用するのが難しい場合もあります。こうしたものには経口用のゲル剤が用いられます。また、女性の外陰部の奥深くなどにカンジダ症が発生・侵入してしまった場合には、軟膏タイプのほかにも、坐薬タイプのミコナゾールが処方されることがあります。

■さまざまな感染症に対応できるお薬です
アジスロマイシンは通販でも購入できます